○証人(中川勝太君) やつていないのでないですか、何しろ終戰の直後ですから何々組というのが非常に出て來ましたし非常にそれで顔が利くのですから眞木組というものができたように私も承知しておりますし、眞木さんをお尋ねしたときには、確かに眞木さんの家の屋根のところに眞木組と筆太に書いてありました。併し眞木組というのがどんな仕事をしておつたか、恐らく仕事はしていないんじやないでしようか。
○証人(齋藤正久君) 結局は、燒跡整理、土木建築工事、人夫請負という見出しで、肩書きは関東二次眞木組とはめ板に書いてありました。